小さな製造業の為のメルマガ講座:4

小さな製造業の為の…

FROM:中島

 

おはようございます!

第4回となる小さな製造業の為のメルマガ講座、

本日はいよいよ「メルマガの書き方」について、です。

 

メルマガの書き方は、「正解がない」というのが本音ではありますが

読まれるメルマガ」の書き方には一定のルールがあります。

それでは、まずはメルマガを書く上でエイチツーが最も大切にしている事からお伝えしていきますね。

 

メルマガで一番大切な事

 

本題に入るちょっとその前に、、、

2008年のアメリカ大統領選にて、当時強固な支持基盤がなかったバラク・オバマ氏が

デジタルツール(メルマガ)を活用した資金集めを行いました。

それは、オバマキャンペーンなどとも呼ばれ、結果的に600億円の資金を集めることとなりましたが

Eメールを使用したアプローチは最大のチャンネルだったとされます。

オバマ氏のメールマーケティングチームは度重なるテストの結果、

上記のような結果を手にしましたが、選挙戦を通じて最も反応が良かったメールの件名は

 

”Hey”

 

という非常にシンプルなものでした。

この結果は何を指しているでしょうか?

 

シンプルなタイトルだと良い?

インパクトがあるから良い?

 

それももちろん大切です。

シンプルでインパクトがある(興味を引く)メルマガは確かに良い成果を引き寄せる傾向にあります。

でも、もっと大切なことがあります。

 

私が、いえ、小さな製造業であるエイチツーがメルマガの書き方で最も大切にしている事は

 

「目の前のあなたと会話をする」

 

という事です。

 

当時私にメルマガ指導を行った上司はこんな風に・・・と以下のように

落とし込んであなた(相手)をイメージするようにと言いました。

 

45歳の仙台に住む、子供が2人(男・女)、

食品工場の設備全般を管理・維持する陽気で部下の信頼が厚い男性。

趣味は車をいじる事だが、奥さんからお小遣いをセーブされて最近触れていない。

お酒は好きで、家ではサントリー角の2Lが置いてある。

タバコは吸わない。

最近の悩みは食品工場に外国人が多く勤務しているので、

そこで発生する文化の違いによる軋轢を感じている。

 

 

メルマガを書く上で、「書く事」に集中しすぎるとついつい見失う事があります。

メルマガは物理的には一方的に送り付けている形態をとりますが、

あくまでも「目の前に座っているあなたと会話」することを意識してみて下さい。

 

メルマガで何を書くか=何を伝えたいか

と置き換えるとイメージしやすいかもしれません。

 

あなたは何か人に伝えたい時、例えばお客さんに新製品の紹介をしたいとして、

「新製品が登場!過去安値!使い勝手が良く、必ず気に入る!?」

と目の前のお客さんに言い伝えますか?

 

・・・きっと違いますよね?

しかし、こういったメルマガが本当に多いのが現状です。

メルマガの文章は営業先でお客さんと話す内容をなぞるイメージで書く事をお勧めします。

 

 

では実際に目の前にお客さんがいるとしたら・・・

 

では早速想像してみましょう。

 

扉を開け、挨拶と名刺交換を済ませたあなたは席に着いて・・・

少し雑談をする(ちょっとでも話相手が興味があるものをチョイスして)

→「あぁ、そういえば!」と、本題に入り、

→弊社から新製品がリリースされたんですよ。

これ、今までで一番安くリリースできたのに、こんな風に使い勝手が良くて、○○さんに気に入ってもらえる自信があるんです!

 

と伝える方が自然ですよね。

受け取り側の印象はどうでしょうか?

 

もしそのメルマガが興味のある内容であったとしても、

定型文じみた内容と、自分に向けられた内容と感じるメルマガの

どちらを読もうと思うでしょうか?

 

ここまで読み進めて下さったあなたはもう気が付いているかもしれませんね。

「小さな製造業の為のメルマガ講座」といえど、これもメルマガに属します。

講座内容をメールでお伝えしていますからね。

さて、講座がここに至るまでに私は一度として、

「皆さん」や「と思う方もいるかもしれません」

など、全体に向けた表現をしたでしょうか?

 

そうです、私たちも徹底して「目の前のあなたと会話をする」を実践しています。

 

第2回「メルマガの目的」で解説したように、

引き合いが来た時、既に知ってもらえている、欲を言えばファンになってもらっておくには

メルマガの内容やフック、語彙力などよりもまず大前提として

会話に似たコミュニケーションとしてメルマガを活用する事が最も大切な事です。

 

 

メルマガを書く上でベースとなる考え方はこれでOKなので

次回はもっと具体的に「メルマガで書くコツ」を実例に沿って解説していきましょう。

 

PS.いつも受け取っているメルマガの裏側が露わになりはじめましたね。

新たな発見はありましたか?あなたが思った事やリクエストなど、アンケートで是非お聞かせください。

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