
ペンギンとパンダと…
FROM,中島
「SEO対策」
Search Engine Optimization = 検索エンジン最適化
自然検索による検索結果として対象となるWEBサイトを検索上位に持ってくること・・・なのですが、
この最適化に向けてマーケターは日夜奔走するわけです。
そのWEBサイトの有用性を示すために更新頻度の安定化や
ページの読み込み速度の改善、キーワード選定から信頼性の担保まで、
最適化に向けて行う施策なんてものは言い出せばキリがありません。
なぜそんなにも忙しないのか、それは、検索エンジンがそのWEBサイトを評価する基準を
定期的に変えて(アップデートして)くるからです。
何故そんなことが行われるかは明白ですね。
「顧客にとって探してるものが見つかりやすい検索エンジンの提供」
が、自社の検索エンジンを使用してもらうために非常に重要な指標だからです。
さて本題に戻って、そのアップデートに関連するものとして
アップデート名がペンギンやパンダなど、
そのアップデートに因んだ名前が付けられているという事はご存じでしょうか?
ペンギン、パンダ、ハミングバード
不定期で行われるGoogleの検索エンジン最適化に関するアップデート。
我々はこれに追従できるよう最新の情報を仕入れる必要があります。
有名な例で、
白い背景に白い文字でキーワードを入れまくる事で検索に引っかかりやすくする
という一昔前に流行った手法は、エンジニアたちのたゆまぬ努力により排除されました。
そして、そんなGoogleのSEOアップデートには変わった名前が付いているんです。
Googleの検索アルゴリズムの大規模な変更・改善を示すコードネームがまさに冒頭の
ペンギン、パンダ、ハミングバードなどのキャッチ―なネーミングとなります。
少し紹介しますね。
◆ パンダアップデート(Panda Update)
導入時期: 2011年
目的: 低品質なコンテンツの排除
影響: コンテンツファーム(量産型記事サイト)やオリジナリティのないページが検索順位で下落
重視する要素:オリジナリティ/有益性
◆パイレーツアップデート(Pirate Update)
導入時期: 2012年
目的: 著作権侵害コンテンツの排除
影響: 違法ダウンロードサイトや著作権を侵害するコンテンツが多いサイトの順位を大幅に下げた
背景: DMCA(米国著作権法)に基づく削除要請への対応強化

今後のアップデート
ここでは紹介しきれませんがまだまだこんなにアップデート名が公表されてきました。
◆その他一覧
ペンギン(Penguin) 不自然なリンク(ブラックハットSEO)対策
ハミングバード(Hummingbird) 検索意図の理解を強化(意味ベース検索)
モバイルフレンドリー モバイル対応していないサイトの順位を下げる
ベニス(Venice) 地域検索の精度向上
フレッド(Fred) 広告収益目的の低品質サイトを対象
・・・残念ながら今回紹介した者も含め、今後のアップデートに関する詳細な情報は公表されません。
アップデートが行われると、「○○アップデートしたよ~」と公表がなされるだけです。
連想しやすいキーワードがアップデートないように反映される事から
今の内からイメトレも悪くないですね。
例えば、
表示速度やその他の読み込みスピードの重視する比重を今よりあげた場合には
ニンジャアップデート。
WEBページ内の情報の多様性を重視し、カラフルな検索結果を目指す
アップデート.SUSHI など。

次回のアップデートに期待ですね。
製造業のSEO対策
どの業界でも、SEO対策の定石。みたいなものはある程度決まっていますが
業種ごとでちょっとしたコツや顧客の属性が違うのでSEO対策は少しクセがあります。
広告費を使わず、自社のHPを検索上位に持って来たいのに
うまくいかない!というお悩みがあるならまずは最近アップデートがあって
評価基準が変わっていないかを確認してみるのもいいですね。
特に製造業におけるSEO対策なら、ポンプメーカーの私たちが得意としている分野なので
SEO対策に関する打ち手や考え方をお伝えする事が出来ます。
もしSEO対策したいけど、何をしていいかわからない!とお困りでしたらお気軽にご相談下さい。