小さな製造業の為のWEB広告講座7:

小さな製造業の為の…

FROM:長谷

 

前回、キーワードの決め方について解説しました。

 

あなたが設定したキーワードを検索した人には、

Googleの最上部に、「あなたの広告」がまず表示されます。

 

あなたが設定したキーワードは、

コンバージョンに繋がりそうな、売上に繋がる可能性のある見込み客のハズです。

 

そんな人たちには、絶対にクリックさせてあなたのホームページやLPへ移動させたいですよね。

 

ところで、

人間は「パッ」と見た広告をクリックするかどうか、

その判断に何秒かけるかご存じですか?

 

あなたもGoogleで検索して、どれをクリックするか悩む時があると思います。

 

5秒?3秒?

それとも1秒?

 

 

・・・なんと、1/20秒という研究結果が報告されています。

1秒未満です。

(カナダ・カールストン大学の脳科学研究チーム・ファーストビュー研究より)

 

それでは、一瞬の判断でクリックされるような、魅力的な広告文の作り方を解説していきます。

 


 

広告文の構成について

 

 

まず、広告文がどのように表示されるかを解説します。

 

上図の赤枠が「広告見出し」と呼ばれる場所です。

一番目につく場所になりますので、ここにどういったメッセージを打ち出すのかが、広告の良し悪しを大きく左右します。

 

文字数制限がある為、言いたいことをコンパクトにまとめる必要があります。

 

 

その下は「説明文」と呼ばれる箇所です。

 

具体的な製品・サービスの詳細や、メリットなどを訴求することが出来ます。

 

 

見出しの上が、「表示URL/パス/ディレクトリ」と呼ばれる箇所です。

 

最終ページURLのドメインと「パス」項目に入力されるテキストで構成されています。

表示URLでは、ユーザーが広告をクリックした際に表示されるページが「どのようなページなのか」あらかじめ知らせることが可能です。

 


 

見出しの重要性

 

リスティング広告において、

「見出し」は非常に重要です。

 

冒頭に話した「人間は瞬間的に判断する」要素のほとんどを、

リスティング広告では「見出し」が担っていると思って頂いてOKです。

 

「自分が探していたモノはここにある」

 

と瞬時に思わせる事が必要です。

 

その為、広告は3つを同時に運用させることがおススメです。

 

例えば中和装置なら、

・値段を訴求した広告文

・実績を追及した広告文

・納期を追及した広告文

 

など、訴求のコンセプト毎に運用しましょう。

 

つまり、

あなたが設定したキーワード(ここでは例として「中和装置」とします)を検索した人が、

 

・値段を訴求した広告文

・実績を追及した広告文

・納期を追及した広告文

 

この3つどの広告文を選び、コンバージョンに繋がるかを、データで常に確認し、

良い数字の出た広告文を残し、

悪い数字の広告文を修正・改善していく、という流れがリスティング広告運用の流れとしておススメです。

 


 

良い見出しの作り方

 

それでは、

たくさんクリックされ、コンバージョンにも繋がる「良い見出し」の作り方を解説します。

 

基本的には、我々もテストを繰り返し練り込んで行きます。

 

あなたが最短距離で良い結果が出るよう、コツをお伝えできればと思います。

 

1. 流れを意識する

 

「そのキーワードを検索する人はどういった人なのか」

を、あなたは知っているハズです。

 

「中和装置」を検索する人は色々な人がいると思います。

 

例えば、後任で排水処理設備の担当になった若い人が「中和装置ってなに?」という気持ちで検索したり、

「中和装置」が欲しいな、と思って検索する人もいると思います。

 

「中和装置 価格」はどうでしたか?

 

この検索ワードだと、少なくとも「知識を知りたい!」というよりは、

実際に導入を考えている方が多いと思いませんか?

 

仮説として、この人がターゲットと考えます。

 

それでは「中和装置 価格」を検索する人は、どのような状況でしょうか?

 

・現在の中和装置が壊れて、急いで予算取りしたい

・既に一社から提案を受けているが、適正な価格なのか知りたい

・商社に依頼しても返事が無いので、WEBでパッと価格が知りたい

 

こんなところでしょうか?

どんどん仮説を積み上げていきましょう。

 

そんな人たちに刺さる、「これだ!」と思ってもらえる広告文の訴求コンセプトは何でしょうか?

 

「価格が安い!」でしょうか?

「納期が早い!」でしょうか?

「見積当日に提出!」かもしれませんね。

 

そんな風に、「そのキーワードを検索した人たちは何を求めているのか」という事を

考えて見出しを作るようにして下さい。

 

2. 製品特徴では無く、解決策を明示する

 

見出しでやってはいけないのが、

「中和装置××型」などと、型式を入れたり、

「あらゆる現場に対応」などと、メリットを広げすぎる事です。

 

お客さんは何かを探してWEBを彷徨っている状態です。

 

「中和装置 価格」で検索したお客さんの悩みに、

ストレートにアプローチ出来る解決策を明示しましょう。

 

 


 

【公式】はアリ

 

ここで、私達が長年リスティング広告を運用してきた経験上、ひとつのヒントをお伝えします。

 

広告文見出しで、冒頭に【公式】を付けると、

付けない場合と比べてコンバージョンが高くなる傾向がありました。

 

ただ、【公式】を使う文字数が厳しい場合もあるので、

見出しのアイデアに迷った場合は、【公式】で一本広告作ってみても良いと思います。

 


 

本講座で広告文の大切さが伝わったかと思います。

 

キーワードの設定から広告文の作成など、

「顧客理解」がどれほど大切かわかって頂けたかと思います。

 

それでも「やっぱり難しいから委託したい」と思う方は、是非我々にお任せ下さい。

 

・コンバージョンが出なかったら報酬は頂かない

 

という自信のあるプランを用意しております。

 

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P.S 次回は「予算の考え方」を解説します。なにをもって成功なのか、失敗なのか、リスティング広告で目指す目標の決め方、などです。

アンケートでは今現在のあなたの自信について教えて下さい。自分でも出来そうな感じがしてきましたか?

 

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