
小さな製造業の為の…
FROM:長谷
今回で本講座は最後となります。
後は実践あるのみ、ですが、最後は「WEB広告のコツ」について解説していきたいと思います。
弊社が10年以上、小さな製造業としてずっとやってきた
リスティング広告のコツを、最後まで講座を見てくれたあなたに特別に公開したいと思います。
予防を売るのは難しい
まずは「何を」PPCを使って販売に繋げたいか、という点が非常に重要です。
我々も多くのBtoB工場設備機材や、消耗品、弁護士サービスや計測機器など、
PPC運用してきましたが、
・予防を売る
製品は非常に引き合いを取るのは難しいと思います。
「予防を売る」というのは、
・「ケガをする可能性があるから、これを使おう」
・「地震が起きる可能性があるから、これを使おう」
こんな感じで
「まだ起こっていない事」に対しては、人は及び腰です。
どちらかと言うと、
「ケガをしたから絆創膏が欲しい」
「地震が起きて揺れたから、ストッパーを買おう」
こんな心理が、購入は繋がりやすいです。
ただ、「初めての方」には難しい、という意味で会って、
予防系の製品・サービスも弊社ではリスティング広告で結果を出しております。
予防系の製品・サービスは、まずは我々にお任せ頂いた方が無駄な費用をかけずに済みます。
高単価の製品・サービス
高単価の製品・サービスは、
引き合い自体が少ない(ニッチ)なモノが多いと思います。
そんな製品はリスティング広告に非常に向いています。
高単価という意味では、
弊社の中和装置は200万円~800万円程しますが、
集客経路はほぼ、リスティング広告から来たお客さんです。
高単価の製品・サービスがPPCに向いているのは、
売れた際の利益も高いので、広告費を多くつぎ込めるからです。
さらに、ニッチな製品であればあるほど、
どこにも情報が無いため、お客さんは必ず検索で探そうとします。
もし、あなたが「どの製品をリスティング広告でPRするか」悩んだら、
高単価でニッチなモノから始める事をお勧めします。
必ずコンバージョンを計測する
いざPPCを初めて、初めて問い合わせが来た時はとても嬉しいモノです。
初めてコンバージョンを得たときは、必ずGoogle管理画面で「コンバージョン」が計測されているかチェックしてください。
配信設定をONにした後、自身で広告をクリックして、テスト問い合わせをしてコンバージョン計測されているかも、必ず確認してください。
「どのキーワードで」
「どの広告をクリックして」
コンバージョンに繋がったかは、貴重な情報です。
1件も計測漏れが無いよう、必ず管理・監視するようにして下さい。
引き合いの質は、まずは無視する
コンバージョンとして問い合わせが来て、その結果販売に繋がる。
これが最終ゴールですよね。
問い合わせ(コンバージョン)はたくさん増えたけど、
全然売れない。受注率通りにいかない。
こんな壁にぶち当たる事もあるかと思います。
でも、WEBマーケティングでのゴールは「コンバージョン」を増やす事です。
そのコンバージョンが目標通りであれば、次に改善するべきなのは、
問い合わせに対するレスポンス(営業)の改善です。
「PPCから来た顧客の質を上げる」
という施策はまず無視してOKです。
と言うのも、「顧客の質」は数値化出来ないからです。
本当に販売に繋がらないのであれば、
キーワード・広告・LPの全体を貫いているメッセージを再度見直す必要があります。
キーワードは「完全一致」を目指す
キーワードは「部分一致」「完全一致」「フレーズ一致」から選ぶことが出来ます。
「部分一致」でまずは運用して、データを取るようにして下さい。
例えば、
「中和装置」の部分一致だと、
「中和」「装置」「中和 やり方」「中和 メーカー」など、
中和に関係する様々な検索ワードでも広告表示されます。
その中で、例えば
「中和 法律」
などもヒットしますので、「ただ調べたい人=購買意欲ゼロ」にもクリックされる可能性があり、
費用が無駄になってしまいます。
ある程度の期間、部分一致で運用してみて、
コンバージョンが取れるキーワードを見つけたら、
それを次は「完全一致」へ変更してみて下さい。
「完全一致」はその名の通り、設定したキーワードと完全に一致した検索ワードのみ、広告が表示される仕組みです。
表示回数やクリック数は「部分一致」に比べると減りますが、
欲しいのはコンバージョンなので、費用を抑えつつ、コンバージョンを獲得できる効率の良い運用が可能です。
・まずは部分一致
・コンバージョン取れるキーワードを見つけたら完全一致
と覚えておいてください。
【無料】さらに深く、マーケティングの事を学びたい人へ
「小さな製造業の為のWEB広告講座」はこれにて一旦終わりになります。
最後まで見て頂き、誠にありがとうございます。
本講座は、「WEB広告」にフォーカスを当てて深堀りしております。
「WEB広告」も、マーケティング活動の、ひとつの手段でしかありません。
もし、あなたが「もっとマーケティングについて学んでみたい」
と思うのであれば、無料で開催している「小さな製造業の為のマーケティング講座」の受講をしてみて下さい。
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P.S 本講座の受講、誠にありがとうございます。この講座の改善点も含めて、ご意見アンケートお願いします!