小さな製造業の為の…
FROM:長谷
この「小さな製造業の為のマーケティング講座」への参加、ありがとうございます。そして、
おめでとうございます!
あなたがどのような職業でどのような仕事をしていても、マーケティングは人生を変えるほどインパクトのある知識でありスキルです。
そんなマーケティングを学ぼうと、一歩踏み出されたこと自体、本当に素晴らしい事だと思います。
「興味本位だけど参加してみよう」、そんな気持でOKです。
まずはメールを登録するだけ、そんな行動も出来ない人ばかりの中、あなたが自分の意志で新しい世界への扉を開いたことに「おめでとうございます!」と言わせてください。
それでは、1回目の講座を始める前に、まずは講師の私(長谷)の自己紹介を簡単にしますね。
私(長谷)は名古屋市港区の治安の悪い地域で生まれました。
四人兄弟の末っ子として、兄弟のおもちゃにされながら育ちました。
中学時代は、テレビの影響もあり路上でアコースティックギターを持って弾き語りをしたり、写真のように野宿をしてみたりと、ヤンキーではないけどクセのある道へ踏み外していきました。
そして高校は勉強がしたくなかった為、工業高校へ進学。
無事卒業し某ポンプメーカーへ就職しました。
就職してからは3年程ポンプの製造、また現場などを経験し、
その後6年は営業として働きました。
そして27歳で中学時代の同級生でもあり、同じ職場の仲間でもあった浜條と一念発起して起業しました。
(※起業当時の仕事中の写真)
会社は「株式会社エイチツー」とし、
業務内容としては新たなポンプメーカーを志し、設立しました。事務所は浜條の実家を借りました。
もちろん、前職のポンプとは全く違うジャンルのポンプです(一緒だと問題になりそうなので・・・)
製造は台湾まで行き工場を選定、製造を開始し船便で大量に輸入。
さあ、売るぞ!となりましたが
全く売れない・・・
全く売れない、と言うと語弊がありますが、少しは売れるんです。
でも、全然足りない。
二人の給料(当時総支給で20万程度だったと思います)をフォローするには足りず、どんどん会社のお金が減っていきます。
営業は6年やったし、なんとかなるやろ、と思っていましたが現実は甘くありませんでした。
ホームページも作ったり、カタログもカッコいいのを作るも、
全然引き合いが来ません。
営業活動で毎日毎日全国を飛び回り、
注文が入れば受注処理(製造・検査・梱包・伝票作成)に追われ、それでも減っていく会社の預金。
そんな生活が半年ほど続いたある日、疲れ切った私は、
「俺はこんな事がしたくて起業したんだっけ」
と、自分を振り返る機会がありました。
そこで改めて、エイチツーに足りないのはマーケティングではないか?と思い当たります。
そこからマーケティングを猛勉強しました。
マーケティングはアメリカが本場、という事を知り、
日本のマーケティングに関する本は一切読まず、翻訳の本を貪るように読みまくりました。
そこから製品のPRの仕方、
広告の方法、メルマガの方法、集客の方法、リストの使い方などを徹底的に学びました。
そして即実践。
そして起業から11年経った今では、
・売上:25億
・顧客数:45,000人
・営業利益率:12.5%
と、小さい製造業ながらも優良企業とされるラインにまでになりました。
ここで大切なのは、会社が潰れそうになった時、やった事は
「正しいマーケティングの実施」
だけです。
マーケティングを実施し、10年間ずっとマーケティングの改良を続けました。
それだけで、会社が軌道に乗るほどのパワーが、マーケティングにはあるんです。
経営者が学ぶ必要があるのはもちろん、
採用担当の方、部下がいる方、保守点検を行っている方、経理調達の方、
セールスパーソン、全ての方にとって、マーケティングは人生に大きなインパクトを与えます。
もちろん、基本的な事は米国の本には書いてあります。
ただ、それも多くがB to Cをメインとした内容です。例えば化粧品だったり店舗型のレストランだったり・・・
そのマーケティングを産業機器の製造業がそのままマネするのでは、ダメでした。
そして日本人の気質に合うようにも改良が必要でした。
そんな改良を続けているマーケティングを、学んでほしいと思います。
最後に、この講座には連続性があります。
ひとつの講座見逃すと次回の講座の学びが薄くなりますので、毎回必ず目を通すようにしてください。
次回は「マーケティングを学ぶ前に捨てて欲しい事」です。
PS. アンケートで今後の講座の進め方を決めたいと思います。是非、あなたの学びたいことを教えて下さい。