小さな製造業の為の…
FROM:長谷
それでは集めたリストを最大限活用する
「リストマーケティング」について解説していきます。
前回、自動車を世界一売った人の実話を紹介しました。
全ての顧客に毎月「親密な」DMを送って驚異的なセールスをした人の話でしたね。
リストマーケティングも考え方は同じです。
それを現代風にアレンジし、
WEBを駆使して、
低コストで自動化する。
その仕組みづくりのヒントをたっぷりご紹介します。
リストマーケティングとは
リストマーケティングとは、
「顧客リストに対して継続的にアプローチをかける」というマーケティング手法の事です。
まずは下の図を見て下さい。
「顧客リスト」に対して、破線上【集客】としてその方法やチャンネルが記載してあります。
あくまで一例ですが、これは「集客」する為に、つまり顧客リストを増やすために
どのような方法を使っているか、という事を表しています。
集客に使用するチャンネルは多い方が好ましいです。
例えば「名刺交換」と「ホームページ」だけ、という人は「イプロス」の無料から始めてみる、というのが良いかもしれません。
そしてこの「顧客リスト」に、
どうアプローチしていくか、というのを追加したのが下図です。
下側に「販売育成」のアプローチ方法が追加されました。
ここで意識して見て頂きたいのが、
「中心に顧客リストがある」
という事です。
リストマーケティングでは、いつもマーケティングの中心に「顧客リスト」がある、という事を覚えておいてください。
「顧客リスト」を集める為に、何をするか?
集めた「顧客リスト」に対して、何をするか?
これがリストマーケティングの本質になります。
集めた顧客リストに対し、
あの手この手でアプローチして、どんどんファンを増やしていく。
そのファンが「必要」になったタイミングで引き合いが来る。
そしてそれらを全て自動化・システム化する。
今流行りのマーケティングオートメーション(MA)に近い事を、
リストマーケティングではもっと効果的に実施する事ができます。
そして、当然「集めたリストに対して何をするのか?」が大事です。
そしてそのアプローチのクオリティも大切です。
せっかくたくさんのリストを集めても、
このアプローチが下手だと、リストの顧客がどんどん白けてしまいます。
じゃあメルマガを打とう、と思っても、
きっと最初は反応が怖くて、当たり障りのないメルマガになってしまうでしょう。
当たり障りの無いメルマガは嫌われもしないですが、熱烈なファンも生み出しません。
ここでめちゃくちゃ大事なのが、
・理想の顧客像を決める
・それを追い求める
という事です。
理想の顧客に好かれるなら、それ以外には嫌われても良い、と覚悟を持つことです。
あなたが制作したり、監修したりするあらゆるコンテンツ、例えば
・カタログ
・ホームページ
・メルマガ
・DM
・動画
そのすべてのデザインやコンセプト、メッセージを、理想の顧客に語りかけるようにするのです。
あなたがここまでの講座を読んで、
もし「読みやすい」「わかりやすい」と思ってくれたなら、
それは私(長谷)が理想の顧客像に語りかけるように文章を書いているからです。
マーケティングとは何?から始まって、
ここまで講座を聞いてくれたあなたは、きっと勉強熱心で、知らないことを知りたいという、知的欲求が高いはずです。
あるいは、集客や売上の伸ばし方に悩んでいて、何かヒントが無いかとこの講座を聞きに来てくれた責任感のある方のはずです。
私はこの講座を製作する前に「誰に語りかけるか」という顧客像を作り、その人(あなた)に向かって語りかけるように、なるべくわかりやすく文章を書くように心がけました。
それでは、次回はリストマーケティングの深堀り(メリット)に触れたいと思います。
次回までに
次回までに、下記の図をあなたのPCに保存して(真似してノートに書いてもらっても全然OKです)
実際にリストマーケティングを始めるにあたり、
現時点でどのような集客を行っているか、アプローチ(販売育成)を行っているか、書き出してください。
まだ何も初めていない方は、
どのような集客が可能か?その顧客にどのようなアプローチが可能か?考えて書き出してみてください。
もし本気で眠っている顧客リストを活用したいなら
「リストマーケティングしたい!」と思っても、
なかなか社内に人材がいなかったり、ゼロから色々立ち上げるのは大変ですよね?
そんな時は外部に委託するのも一つの手です。
スピード感をもって休眠顧客リストを活性化させ、売上に繋げます。
もし顧客リストを持っていて、何もしていないなら、とてももったいないですよ。
PS. 今回のリストマーケティング講座はどうでしたか?次回からメルマガにも触れますが、是非アンケート回答お願いします。