小さな製造業の為の…
FROM:長谷
それでは、具体的にリストに対するアプローチ方法のひとつ、
「メルマガ」について講義していきます。
あなたも様々なメルマガを毎日受け取っていますよね?
その中で、タイトルを見ただけでゴミ箱に入れるメルマガもあるかと思います。
即ゴミ箱行きのメルマガと、読んでもらえるメルマガ、何が違うのでしょうか?
今回は「悪い例」について解説していきます。
こんなメルマガ、あなたは流していませんか?
悪いメルマガ1:製品PRだけのメルマガ
この業界(小さな製造業)に本当に多いのですが、
製品紹介だけのメルマガはNGです。
ただ製品の仕様を羅列して、
「あらゆるシーンに使えます」
そんなメルマガは刺さりません。
製品紹介をするなら、
その開発秘話(苦労したこと、なぜ開発を決めたのか)から
語りだしたり、ストーリーを強く意識するようにしてください。
あくまでメルマガは、
まずは信頼関係を得る為のツール、として
売り込む事を優先してはいけません。
売り込む事より、
その製品への想いや、大げさに言うと愛を伝えるくらいの気持ちで語ってください。
悪いメルマガ2:業務的過ぎるメルマガ
あなたのメルマガを読むのは、ひとりの人間です。
それぞれの人に様々な考え方があり、様々な仕事をしています。
当たり前の事ですが、忘れがちな事です。
そんな人たちが共通して興味を持つのは、
あなたの「会社」というよりは、あなた「個人」だと思ってください。
目の前に、メルマガで送る、まさにその人がいると思って文章を書いてください。
リアルで初めて会ったのなら、
「ご出身はどちらですか?」、
そんな会話で、共通点が見つかって盛り上がったりしませんか?
メルマガだからと言って、
畏まる必要は無いのです。
もっとパーソナリティを出して大丈夫です。
大きな会社では難しいかもしれませんが、小さな製造業であれば、
あなたのパーソナリティ全開のメルマガは強い武器になります(大手が出来ないので)。
もし思春期の娘さんがいるのならば、
父親としての悩みを打ち明けても良いでしょう。
少なくとも私は、そんなメルマガは是非読みたいと思います。
悪いメルマガ3:言いたいことが多すぎる
一発のメルマガで、
「あれもこれも」製品を入れたり、
コマ割りをたくさん使って
「Youtubeもやってます」「インスタもやってます」
「この製品もやってます」「ニュースはコチラ」
など盛りだくさんのメルマガを見ますが、
逆効果です。
メルマガで伝えたいことは「1つ」にしてください。
例えば表面処理の会社をあなたがやっているとして、
「ニッケルメッキ」のPRをしようとします。
そしたら「クロムメッキ」の話はしないでください。
ニッケルメッキの話で完結できるよう、意識してください。
そしてなるべく一つのセンテンスは短く、
テンポを意識して文章を作ってください。
悪いメルマガ4:タイトルが平凡
ゴミ箱行きか、読まれるか、
大きく左右するのは「タイトル」です。
人は一瞬で「必要・不要」を判断します。
タイトルを一目見ただけで、要不要が判断されるのです。
なので、タイトルはメルマガにとって非常に重要です。
「興味を惹くタイトル」を考えて下さい。
悪いメルマガ5:行動へのハードルが高い
まずは読んでもらう事が第一のメルマガですが、
その次は「見積依頼」や、「相談」をしてもらい、
商談に繋げたいですよね?
人の集中力はとても短い、という事を意識してください。
例えば、
「見積依頼はコチラ」というバナー(画像)をクリックしたら、
会社のホームページのトップページに飛ぶ、というのは話になりません。
必ずフォームに飛ぶように誘導します。
そしてフォームは
・氏名
・会社名
・メールアドレス
でOKです(もし電話フォローするなら電話も必要ですね)
住所も入れる、となるとそこで「面倒くさい」となり離脱する人はかなり多くいます。
相手は忙しい、という事を念頭に、
サクッと行動できるように設計してください。
エイチツーの社員教育で一番言うこと
悪い例はまだまだあるのですが、
まとめとして、
「エイチツーで一番口酸っぱく言う事」を紹介します。
エイチツーでは、私の他にもメルマガを書く者が5人程います。
彼ら(彼女ら)に教えたのは私ですが、
一番口酸っぱく言うのが、
「目の前に、お客さんが座っていると思って書く」
という事です。
例えば、45歳の仙台に住む、子供が2人(男・女)、
食品工場の設備全般を管理・維持する陽気で部下の信頼が厚い男性。
趣味は車をいじる事だが、奥さんからお小遣いをセーブされて最近触れていない。
お酒は好きで、家ではサントリー角の2Lが置いてある。
タバコは吸わない。
最近の悩みは食品工場に外国人が多く勤務しているので、
そこで発生する文化の違いによる軋轢。
そこまで具体的に想像して書け、と教えています。
そんな人が目の前にいたら、
ただただ製品のPRをし続けますか?
どういう口調で話すか?何から話すか?
例えば車の話をして(興味・共感)、場が暖かくなったタイミングで、
「あなたにはこの製品が本当におススメなんです」と熱く語る。
そんな流れが理想だと教えています。
今回は「メルマガの悪い例」でしたが、
次回はメルマガのコツ、について解説していきます。
エイチツーは月から金まで毎日メルマガを送って10年くらいになります。
「産業機器業界」で毎日メルマガを打つ会社は我々くらいかもしれません。
その膨大な経験から培った「コツ」を公表しますので、
是非期待して次回を待っていてくださいね!
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