トリプルメディアっ…
FROM,中島
製造業として製造業のWEBマーケのコンサル事業もやってる我々ですが
経験が浅い分野や、満足のいく結果の出ない分野では
積極的にコンサルをお願いする事もしばしば。
問い合わせして直ぐ返って来る返事でよくみる台詞があります。
「御社の運営しているメディアは何ですか?」
よくそれらを大きくわけて【トリプルメディア】なんて言ったりしますが
それが何なのか、ちゃんと調べないまま、ここまでやってこれちゃいました。
裏を返せば製造業のマーケ施策で、「トリプルメディア」なんて
カッコイイ横文字を知らなくても、自社のメディア運用がある程度できていれば
OKって事だとは思ってはいるんです。
でも先日、ちょっとその辺を説明しなきゃいけない場面に出くわしまして・・・
勉強不足で恥ずかしい思いをしたので、
トリプルメディア、、、改めて解説していきますね。
トリプルメディアってなに?
まずはトリプルメディアが何のことを指すのか。という所ですが、
要は企業が消費者と接点をもつ媒体(メディア)を3つの大きな枠組みとして捉えたものを指します。
今でこそそれなりに耳にするようになったワードですが
実はこの「トリプルメディア」という単語自体は造語で
とある協会が今から約15年前に提唱した概念になります。
それではさっそくトリプルメディア=3つのメディアとは何ぞや、という事で
まずは並べてみました。
1 ペイドメディア
2 オウンドメディア
3 アーンドメディア
これらのメディア(ひとつづつ後述します)が連携できていると
企業のもつメディアとして有益だよね。といった評価ができる、といった考え方です。
3つのメディアを簡単解説
まずはペイドメディアから。
これは文字通り、企業がコストをかけて広告を出稿できるようにスペースを確保して、
広告を行うメディアを指します。
テレビ、ラジオ、新聞、リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告等
わざわざお金を払って出稿するメディアに宣伝効果を期待するのは当たり前ですが
メディアはメディアでも、広告費効果を持つメディアに多く分類されます。
続いて、オウンドメディア。
これは自社サービス上で運営しているメディアを指し、
顧客満足度を上げるために発信されるコンテンツや情報を発信しているメディアです。
例えば、キーワードを打ち込むと膨大な情報から類似したコンテンツを
表示してくれる仕組みのWEBページもオウンドメディアですね。
このメディアに広告費を割くと前述のペイドメディアになっちゃうので
あくまで広告費を書けない自然検索or自社顧客へリンク共有したことによる直接的な流入
に限定されるので定期的な更新、発信をしてそのメディアも育てる必要がありますね。
そしてアーンドメディア。
SNSプラットフォーム(Facebookやインスタ、ブログなど)でファンが自分で発信し
盛り上がるメディアとなります。
製造業で(特にBtoBでは)アーンドメディアを活用する機会が少ないと思いますが
BtoC の業態ではSNSの運用はほぼマスト化していますね。
もうひとつ、昨今のSNSプラットフォームの普及などからさらに細分化した
【シェアードメディア】というものもあるようですが、
これに関してはそれなりに調べてもアーンドメディアと遜色ない感じはしたので
深堀はしない事とします。
とはいえ、どれが一番大事なの?
という点ですが、こと製造業が始めるべきメディアでいえば
オウンドメディアを推します。
(ペイドメディアも直ぐ結果出るから好きなんですけどね)
確かに時間と今期がいるオウンドメディアの運用ですが
少なくともポンプメーカーでマーケ施策をたくさん試している我々がこの中で最も力を入れているのが
オウンドメディアの充実です。
SEO対策はもちろん、本メルマガもその一種です。
「必要な時になったら必要」な製品を扱うことが多い中小企業の製造業の製品には
常に見込み顧客に意識させる施策としてオウンドメディアを充実させ
ずっと近くにいるけど飽きられないような行動が必要になります。
我々はそんなことをかれこれ10年以上やってきて、
打ち手やノウハウをかなり蓄えているので、どこから始めていいかわからない!
と思ったら是非一度お声がけください。