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メガネ屋と補聴器
FROM,中島
街を歩くとメガネ屋さんの駐車場ののぼり旗や、ポスターに
こんな文言を見る事があります。
「めがね・補聴器」
「補聴器ご相談受付中!」
確かによく見る光景ですが、ちょっと待って。
メガネ屋さんと補聴器ってなんで一緒に売ってるの?
今日はそんな素朴な疑問についてもう少し詳しくお話しましょう。
理由その1:相性がいいから
私が最初にふとこの疑問を感じた時に、ある程度の理由は考察できたのですが、
一つ違和感を感じる点がありました。
私はメガネをしていますし、数本持っているので、メガネ屋さんにはそれなりに足を運んでいますが、
どう考えてもメガネの調整と補聴器の調整では、使う機材や必要な知識が異なるはずです。
だって、そもそも対象がメガネ=目、補聴器=耳ですからね。
しかし、それはあくまで店側の問題点。
顧客のニーズを考えると当たり前の組み合わせなのかもしれません。
メガネ屋さんで補聴器を扱う大きな理由の一つとして、
単に「商品の特性の相性がいいから」という点が挙げられます。
視力の衰えと聴力の衰えは、どちらも 年齢とともに出やすい悩み です。
たとえば「最近見えにくくなったな」と感じて眼鏡屋を訪れた人は、
同時に「聞こえづらさ」も感じているケースがとても多く、
同じお客さんが両方の悩みを抱えている割合が高い ということが理由の一つとなります。
また、視力や聴覚に不安がある顧客は店を移動するよりも
1か所で全て完結するのであればそうしますよね。
全く違う技術や機器が必要でも、「ニーズが近い」という点は非常に強力な販売動機になり得ます。
理由その2:1本化を防ぐ支柱になる
ビジネスにおいて「1」という数字は最悪の数字と言われる事がよくあります。
そのうちの1つとして、販売先や売れる商品が1つ(1種)しかないことが挙げられます。
大手自動車メーカーの下請け会社が、大手自動車メーカーの業績不振でこっちも共倒れだ!
と嘆いているというニュースを目にしたことがありますが、まさにその典型的な例で、
彼らは「1つ」しかなかったのでしょう。
販売先も商品も。
では本題に戻って、メガネ屋と補聴器の関係性を見るとどうでしょうか?
眼鏡屋にとっても補聴器という“もうひとつのサービス”を扱うことは、
- 既存のお客さんへ新しい価値を提供する
- 売上の柱を増やす
- 店全体の満足度を高める
…という戦略的なメリットにもつながります。
視覚と聴覚という人間の基本的な感覚に関わるサービス を一緒に扱えば、
お店の役割が広がり、地域にとってなくてはならない存在になり、
果てはメガネ事業と補聴器事業、2つの柱が生まれ、さらにそのリストから
新たな事業展開ができることでしょう。
メガネ屋と補聴器
いかがでしたか?
メガネ屋さんで補聴器を売っているのにはちゃんとした理由がありました。
先ほど少し出てきた「リスト」について、少し脳トレをして本日は失礼しようと思います。
メガネと補聴器の顧客のリストはどんな製品に活かせそうですか?
きっとその製品のリリースの際は、リストに向けてDMやメルマガを打つと思います。
じゃあどうやって?何を?どんなふうに?いつ?
あらら、わからない事、結構ありますね。
私たちは自社の顧客(見込み顧客)のリストを活かした、リストマーケを活用して
ポンプメーカーというニッチなポジションで活動して参りました。
リストにアプローチしたいけど方法がわからない!
そんなお悩みをお持ちでしたら我々にご相談下さい。









