
最近、起業した彼の…
FROM:長谷
これは実話です。
とあるバーで知り合った30歳になったばかりの彼は、
鍼灸師として起業し、1年経ったところでした。
数年修行し、念願の自分の店を持つ夢が叶い一年、
なんとか生活はやっていけるものの、
収入は多くなく、ギリギリの状態。
その日は久しぶりに馴染みのバーに行った、という事もあり、
楽しくなっていた私は、
よせばいいのに、
彼の経営の相談に乗ってしまいました。
彼:「最近、若手経営者の集まりであるJCに所属したんですよ」
私:「JCね~よく聞くよネ」
彼:「そこで、何とか人脈を作って、軌道に乗せれればと思うんですけど」
私:「へえ~、人脈って、そこで知り合った人に店に来てほしい、みたいな感じ?」
彼:「そうです、そうです、だから、いやいやなんですけど、ゴルフとか飲み会とかも毎回行ってますね~」
ここまでの話で、私は彼のビジネスが
100%うまくいかない、と悟りました。
なぜか?
彼は、
「人脈」というモノを致命的に理解していない、からです。
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話は変わりますが、
弊社は起業当初、全くの人脈ゼロでスタートしました。
お客さんの獲得にも困りましたが、もっと困ったのは「業者さん」の確保です。
例えば、ポンプの簡単なカスタマイズで溶接が必要な時、知っている溶接屋さんがいない・・・
制御盤の製作依頼があるのに、知っている電気屋さんがいない・・・
PVCでタンクを作りたいのに、塩ビ加工屋さんがいない・・・
そんなことは日常茶飯事です。
業者さんもゼロから探しますが、やはり職人気質な方が多く、
一見さんは相手にもしてもらえず、ましてや起業したばっかりの若い経営者の会社に、誰も真剣に耳を傾けてくれませんでした。
そんな中、数社、今でも良いお付き合いをしてもらっている業者さんがいます。
彼らが困った時には私達が助け(例えば、電材が世界的に不足して仕事が無くなった電気屋さんに、電材が無くても出来る仕事をたくさん振ったり)、私達が困っている時は、快く助けてもらっていました(例えば、超短納期の案件が発生しても、重い腰を上げてもらえる等)。
冒頭に戻りますが、
なぜ、私が彼の起業は上手くいかないか、と考えたのか。
それは、
彼は「人脈」というものを、「困った時に頼れる人たち」と解釈しているからです。
それは違います。
人脈とは、
「相手が困った時に、一番に自分を頼ってくれる人たち」を指します。
「困った時に頼れる人たち」なんてものは、そのほとんどが本人の思い込みで、絶対にアテにするものではありません。
起業する時に
「○○と××はアテに出来るから、成功する!」こんな皮算用で、事業が成功するハズがありません。
逆に、何のアテも無く起業したとしても、
その人がもし、今までたくさんの人々の困りごとを一緒に悩み、解決に全力を注ぎ、汗をかいてきたのであれば、きっと向こうから助けてくれるはずです。
もし、あなたが独立や転職を考えているのであれば、
一度、「相手が困った時に、自分の事を一番に頼ってくれる人は、どれくらいいるだろう(誰だろう)」と考えてみては如何でしょうか。
あなたを頼ってくれる人が多ければ多いほど、うまくいく可能性は高くなるハズです。
あなたが困った時に、頼ってもらえるWEBマーケティング支援会社になる。
そして、私達が【製造業に特化した】WEBマーケティング支援会社である理由も、そこにあります。
製造業へのWEBマーケティング支援は、どの会社も敬遠し、理解が浅く、コンサル会社自体が支援を嫌がります。
効率が悪いからです。
私達はそこに目をつけました。
他社が「あんまり作りたくない」製造業向けのマーケティング支援を、メインでやるWEBマーケティング会社。
皆さんの「困った時」、是非WEBCOにご相談してください。
出来ればその時に「マジで困っている」と言い添えて頂ければ幸いです。
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